広島市の空き家、仲介と買取のどちらで売る?
立地・状態・時間で分かれる判断の目安
空き家を売ると決めても、不動産会社に買い手を探してもらう「仲介」と、業者が直接買い取る「買取」のどちらが自分の家に合うのかは、すぐには判断できません。この記事では、広島市の空き家を前提に、立地・建物の状態・かけられる時間の3つの軸で、仲介と空き家買取の向き不向きを整理します。空き家バンクや、広島市・広島県が案内している公的な相談窓口との使い分けもあわせて紹介します。
目次
仲介と買取の違いを、売る側の目線で整理する
仲介は、不動産会社に買い手を探してもらい、条件が合った買主と売買契約を結ぶ方法です。買取は、不動産会社などの業者が自分で買主になる方法で、買い手を探す工程がありません。大きな違いは、売るまでに「買い手を待つ時間」と「内覧に向けた準備」が必要かどうかです。
たとえば、広島市内にある築年数の古い実家を考えてみます。屋根から雨漏りがあり、仏間や台所に家財が残ったままだとします。仲介で売り出す場合は、内覧に備えて片づけや修繕をどこまでやるかを決めることになりがちです。一方、当社のように現状のまま買い取る会社なら、残置物の処分は当社が負担します。買い取った家は修繕して賃貸住宅として再生するため、賃貸需要から逆算して査定します。査定額は物件ごとに変わり、事前に価格をお約束することはできません。
- 仲介:買い手が見つかれば、市場の相場に近い価格を期待できる。一方で、成約の時期は読みにくく、内覧対応や片づけの手間がかかりやすい
- 買取:買い手探しがなく、築古・残置物あり・雨漏りありでも現状のまま相談できる。一方で、仲介の成約価格より低くなる場合がある
立地・状態・時間の3つの軸で、向き不向きを見分ける
正直にお伝えすると、駅やバス停が近い、周辺に住宅の需要がある、建物の傷みが少ないといった家は、仲介で買い手を探したほうが高く売れる可能性があります。買取は、業者が修繕や再生の費用を見込んで査定する仕組みのため、条件のよい家ほど仲介の成約価格との差が出やすくなります。内覧に対応する余裕があるなら、先に仲介の見立てを取ってから買取と比べるのが現実的です。
- 立地:生活に便利な場所なら仲介の可能性を先に確かめる。坂の上や細い道の奥など、買い手が付きにくそうな場所は買取も候補に入れる
- 状態:雨漏りや傾き、大量の残置物がある家は、仲介だと修繕や片づけの負担が重い。現状のまま売れる買取と相性がよい
- 時間と手間:遠方に住んでいて内覧に立ち会えない、管理の負担を早く手放したい場合は、買取が選択肢になる
時間の面では、買取は話がまとまれば、数日で現金化できる場合もあります。ただし、状態によっては買取価格が0円になったり、有料での引取りをご提案したりする場合もあります。どんな家が該当しやすいかは、広島の空き家買取、0円・有料引取りになるのはどんな家?で説明しています。
空き家バンクと公的な相談窓口を、売り方の比較に使う
国土交通省は、空き家を売りたい・貸したい場合、不動産業者に相談するだけでなく、自治体が運営する「空き家バンク」に登録する方法を紹介しています。登録しておくと、空き家を買いたい・借りたい人が物件を検索でき、申込みのあった人に売ったり貸したりできる仕組みです。まずは空き家のある自治体に確認するよう案内されています。出典:国土交通省「空き家を売る・貸す際に活用できる制度」
売買の相談先としては、広島市が公式サイトで案内している専門家団体の窓口があります。「不動産(空き家)の売買や賃貸に関すること」は「ひろしま空き家の窓口」で、公益社団法人広島県宅地建物取引業協会と公益社団法人全日本不動産協会広島県本部が挙げられています。無料で受けられる相談内容は団体ごとに異なるため、問い合わせの際に確認するよう案内されています。出典:広島市公式ウェブサイト「空き家に関する専門家団体などの相談窓口」
広島県のページによると、「ひろしま空き家の窓口」では空き家に関する無料相談会を開催しています。予約は各団体の電話番号から行い、開催時期はリンク先のホームページで確認する流れです。なお、電話での相談や宅地建物取引業者等の紹介は行っていないと書かれているため、予約前に確認しておくと安心です。出典:広島県「ひろしま空き家の窓口(相談窓口)」
広島市の「空き家の相談窓口」ページには、「空き家を活用したい方」向けの活用相談窓口の項目もあります。「近所の空き家で困っている方」向けの窓口とは別に案内されているので、自分の目的に合うほうを選んでください。ほかにも条件があるため、詳細は公式ページで確認してください。出典:広島市公式ウェブサイト「空き家の相談窓口」
こうした公的な窓口は、仲介を考えるときの下調べとして使えます。そのうえで、現状のまま空き家を買取してもらう場合の査定を並べて見ると、どちらが自分の事情に合うかを比べやすくなります。売り方の選択肢は、売れない空き家の手放し方4つ|仲介・買取・解体・引取りを比較するでも整理しています。
売る前にインスペクションで建物の状態を知っておく
国土交通省は、空き家を売るときの方法として、専門家による建物現況調査(インスペクション)を紹介しています。売った後のトラブルを避けやすく、買主に安心して購入してもらえる点が利点とされています。修繕やリフォームの要否を検討する際の参考にもなります。仲介で売るか、現状のまま買取に出すかを迷っている場合に、建物の状態を客観的に知る手がかりになります。出典:国土交通省「空き家を売る・貸す際に活用できる制度」
一方、空き家の買取なら、当社は築古・残置物あり・雨漏りありの家でも現状のまま査定します。事前に修繕や片づけをしなくても相談できます。広島県内全域が対応エリアで、査定は無料です。西区や安芸郡の空き家も同じ基準で相談できます。安芸郡の町ごとの情報は、安芸郡の空き家、どう処分する?府中町・海田町・熊野町・坂町の空き家バンク・補助・買取の選び方をご覧ください。
どう選べばいいか——判断の手順
- 1. 立地を確かめる:最寄りの駅やバス停、周辺の住宅の様子を見て、仲介で買い手が付きそうかを考える。迷うときは、公的な「ひろしま空き家の窓口」の無料相談会を予約して見立てを聞く
- 2. 建物の状態を確かめる:雨漏り、傾き、残置物の量を確認する。状態が分かりにくいときは、インスペクションを検討する
- 3. かけられる時間と手間を決める:内覧への立ち会いや片づけに時間を割けるかを考え、難しければ買取を候補に入れる
- 4. 仲介の見立てと買取の査定を並べて比べる。匿名で試せる60秒セルフ査定も使える。買取価格は物件ごとに異なり、0円や有料引取りの提案になる場合もある
まずは60秒セルフ査定で、買取の目安を確かめる
匿名で試せるので、仲介と比べる前の参考にしてください。査定は無料で、しつこい営業はしません。
LINEで無料査定を依頼する お電話でのご相談:080-8942-5076 先に匿名で確かめたい方は「60秒セルフ査定」へ →よくある質問
Q. 仲介と買取は、両方相談して比べてもいいですか?
A. 相談や査定の段階で比べること自体は考えられます。ただし、仲介を依頼する際の契約内容によっては、ほかの売り方に制限がかかる場合があります。契約前に条件を確認してください。当社の査定は無料で、しつこい営業はしません。
Q. 公的な相談窓口の相談は、すべて無料ですか?
A. 広島市の公式ページには、無料で受けられる相談内容は団体ごとに異なると書かれています。問い合わせの際に、無料の範囲を確認してください。ひろしま空き家の窓口の無料相談会は、各団体の電話番号から予約します。詳しくは広島市公式ウェブサイト「空き家に関する専門家団体などの相談窓口」をご確認ください。
Q. 西区や安芸郡の空き家でも、同じ基準で選べますか?
A. 立地・状態・時間の3つの軸で考える点は同じです。当社は広島県内全域を対象にしています。安芸郡で空き家バンクを使いたいときは、国土交通省のページでも案内されているとおり、まず空き家のある自治体に確認してみてください。市内の売り方の全体像は、広島市の空き家、どう処分する?市には空き家バンクがない?相談窓口と買取の選び方も参考になります。
※本記事の制度・窓口の情報は、各公式ページの内容をもとにしています。売却価格や売却までの期間は物件ごとに異なり、当社が価格をお約束するものではありません。個別の事情によります。市区町村や税理士・司法書士にご確認ください。
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