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廿日市市の空き家整理、どう進める?
自分で・業者・整理せず売るの3つの方法

2026年8月23日公開|執筆:合同会社Free(広島市・呉市の空き家買取・再生)

廿日市市で相続した実家や空き家の中に、家具や布団、食器がそのまま残っている——。空き家整理は、家を手放すにしても貸すにしても、多くの場合で最初に立ちはだかる作業です。この記事では、廿日市市のごみ出しルールをふまえて、家財整理を「自分でやる」「業者に頼む」「整理せずに家ごと売る」の3つに分けて比較し、どう選べばいいかを整理します。

目次

  1. 先に知っておきたい:空き家の家財は「一時多量ごみ」になる
  2. 方法① 自分で少しずつ整理する
  3. 方法② 整理業者にまとめて依頼する
  4. 方法③ 整理せずに、家ごと売る
  5. 活用するなら:家財整理に補助金が使える場合がある
  6. どう選べばいいか——判断の手順
  7. よくある質問

先に知っておきたい:空き家の家財は「一時多量ごみ」になる

空き家整理でつまずきやすいのが、「片付けたごみを、いつものごみ置き場にまとめて出せない」という点です。廿日市市では、遺品整理や大そうじなどで一時的に多量に出るごみを「一時多量ごみ」と位置づけており、収集に支障が出るため、ごみ置き場での収集は行われていません。1回に出せる量の目安は45リットルの袋で4〜5袋(約20kg)とされ、それを超える分は、何回かに分けて出すか、市の廃棄物処理施設へ自分で直接搬入するか、市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者(有料)に依頼する必要があります(出典:廿日市市「市が処理・収集しないごみ」)。

また、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル法対象品や、ピアノ・金庫などは市が処理しない品目です。「全部まとめてごみ置き場へ」は最初から選択肢にない前提で、次の3つの方法から進め方を選ぶことになります。

方法① 自分で少しずつ整理する

費用を最も抑えられるのがこの方法です。たとえば週末ごとに実家へ通い、収集日に1回あたり袋4〜5袋のペースで出し、量が多い分は市の処理施設へ直接搬入する組み合わせが基本になります。思い出の品を一つずつ確認しながら進められるのは、この方法だけの利点です。

一方で、家一軒分の家財は想像以上の量になりがちです。タンスや布団のような大物は運び出しだけでも人手が要り、遠方に住んでいる場合は交通費と移動時間が積み重なって、「数か月経っても一部屋も終わらない」状態に陥りやすいのが現実的な難点です。

向いているケース:市内または近隣に住んでいて、時間をかけられる方。残したい物を丁寧に選び分けたい方

方法② 整理業者にまとめて依頼する

時間と労力をお金で解決するのがこの方法です。家財の運び出しから処分までを一括で任せられ、遺品整理に対応する業者であれば貴重品の分別に配慮した作業も期待できます。依頼する場合は、必ず現地を見てもらったうえで、2〜3社から見積もりを取るのが基本です。電話だけの概算は、当日の追加請求につながりやすいためです。

また前述のとおり、廿日市市で一時多量ごみの運搬を頼めるのは、市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者です。無許可の回収業者への依頼は不法投棄などのトラブルにつながるおそれがあるため、許可の有無を確認してから依頼してください。費用は物量や搬出条件で大きく変わるため、相見積もりで比較するのが確実です。

向いているケース:遠方に住んでいる、時間が取れない、家財の量が多く自力では終わりが見えない方

方法③ 整理せずに、家ごと売る

「そもそも、この家を今後使う予定がない」のであれば、家財が残ったまま家ごと買い取ってもらう選択肢があります。当社は廿日市市を含む広島県内全域で、残置物ありの空き家を現状のまま買い取り、処分費用は当社負担で、修繕して賃貸住宅として再生しています。整理の手間と費用がかからず、話がまとまれば数日で現金化できます。売却前に確保しておきたいのは、通帳・印鑑・権利証・写真などの貴重品と思い出の品だけです。

正直にお伝えすると、この方法が常に一番得というわけではありません。市街地に近く建物の状態が良い家なら、家財だけ整理して仲介で売る方が、買取より高く売れる可能性が十分にあります。また、傷みが激しい場合は査定額が0円になったり、有料での引取りをご提案したりするケースもあります。買取が向いているのは、「早く・手間なく手放したい」が優先の場合です。

向いているケース:家を使う予定がなく、整理の手間や費用をかけずに早く手放したい方

活用するなら:家財整理に補助金が使える場合がある

廿日市市には、空き家の活用を後押しする「空き家活用支援補助金」があり、空き家バンク登録時の手続きや家財整理、改修、DIYにかかった費用の一部が補助の対象とされています(出典:廿日市市「空き家活用支援補助金」)。ただしこの制度は、市街化区域外にある空き家バンク登録物件などが対象で、「これから誰かが住む・活用する」ことを前提にした仕組みです。単に処分したいだけの家財整理は対象にならないのが基本と考えてください。対象要件・補助額・申請期限は年度によって変わるため、申請前に必ず廿日市市の住宅政策課へ確認してください。

どう選べばいいか——判断の手順

廿日市市の空き家も、家財ごとご相談いただけます

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よくある質問

Q. 廿日市市で空き家の家財を一度にごみ置き場へ出せますか?

A. 出せません。遺品整理や大そうじで一時的に多量に出るごみは「一時多量ごみ」とされ、ごみ置き場での収集は行われていません。何回かに分けて出すか、市の処理施設へ直接搬入する、または市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者(有料)に依頼する方法になります。詳しくは廿日市市の循環型社会推進課にご確認ください。

Q. 家財が残ったままでも買い取ってもらえますか?

A. はい。当社は家具や布団などの残置物が残った状態のまま買い取り、処分費用も当社負担で対応しています。ただし、通帳・権利証・思い出の品など、ご家族にとって大切なものは事前にご自身で確保しておくことをおすすめします。

Q. 家財整理に補助金は使えますか?

A. 廿日市市には、空き家バンクに登録した空き家などを対象に、家財整理・改修・DIYにかかった費用の一部を補助する「空き家活用支援補助金」があります。ただし市街化区域外の物件であることなどの要件があり、活用を前提とした制度です。対象になるか、年度ごとの条件とあわせて市の住宅政策課に確認してください。

※本記事は一般的な情報の解説です。ごみの出し方・補助金の要件は個別の事情や年度により変わります。最新の情報は廿日市市の公式サイト・窓口(循環型社会推進課・住宅政策課)でご確認ください。

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