呉市の空き家を売る3つの道すじ
空き家バンク・仲介・買取の違いと、登録できない家の見分け方
呉市の空き家を手放そうとすると、市の「空き家バンク」、不動産会社の「仲介」、会社による「買取」の3つが候補になります。呉市の公式Q&Aには、空き家バンクと不動産業者の違いをまとめた比較表があり、空き家バンクに登録できない不動産の条件も書かれています。この記事ではその内容に沿って、3つの道すじの違いと、自分の家がどこに当てはまりそうかを見分ける手順を整理します。補助金の金額などを含む総合的な解説は、呉市の空き家、どう処分する?空き家バンク・補助金・買取の違いと選び方をご覧ください。
目次
3つの道すじの違いを先に整理する
呉市空き家バンクは、空き家を売りたい(貸したい)人と、買いたい(借りたい)人をマッチングする制度です。不動産市場で流通が難しい空き家でも登録でき、無料で物件情報をインターネットで発信できます。問い合わせ先は呉市住宅政策課(0823-25-3394)です。呉市ホームページ「空き家について」
空き家バンクと不動産業者の違いは、公式Q&Aの比較表に載っています。空き家バンクは個人取引で、手数料は不要です。市が行うのは物件の広報と交渉希望者の紹介までで、内覧対応・交渉・契約手続きは個人間で進めます。一方、不動産業者とは媒介契約を結び、手数料は契約内容によります。広報・内覧対応・交渉・契約手続きなどを行ってもらえます。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」
同じ表には、それぞれの弱みも書かれています。空き家バンクは、交渉や書類作成を自分で行う必要があり、遠方に住んでいると内覧のたびに空き家へ行く負担が大きくなります。不動産業者は、物件の状態や立地によっては取り扱ってもらえない場合があります。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」
- 空き家バンク:市が情報を発信し、買い手との交渉・契約は自分たちで進める
- 不動産会社の仲介:媒介契約を結び、買い手探しから契約手続きまでを任せる
- 買取:買取会社が買主になるため、買い手探しや内覧対応は不要(当社の場合は仲介手数料不要)
空き家バンクに登録できない家の見分け方
空き家バンクには、登録できる不動産とできない不動産があります。登録できるのは、空き家(賃貸可、住宅に限る)、空き地(宅地)、空き家と農地(田・畑)、空き家と一体利用が望ましい駐車場・倉庫などです。登録できないのは、次のものです。呉市ホームページ「空き家を売りたい・貸したい - 呉市空き家バンク」
- 宅地建物取引業者と媒介契約を締結している住宅
- 大規模な修繕を必要とする住宅
- マンション・アパート等の集合住宅
- 山林や雑種地など、宅地以外の土地
- 農地のみ
具体的な場面に当てはめてみます。屋根の雨漏りが進み、大がかりな工事をしないと住めない家は「大規模な修繕を必要とする住宅」に当たる可能性があります。どこからが大規模にあたるのかは、公式ページの記載だけでは判断しにくい部分です。迷うときは、呉市住宅政策課(0823-25-3394)に確認してください。
もう1点、見落としやすいのが仲介との関係です。すでに不動産会社と媒介契約を結んでいる住宅は登録できません。また、空き家バンクに登録したあとで、不動産業者に仲介を依頼することもできないとQ&Aに書かれています。つまり、空き家バンクと仲介は同時には使えないため、先にどちらで進めるかを決める必要があります。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」
空き家バンクで売るときに、つまずきやすい点
荷物が残ったままでも、空き家バンクには登録できます。Q&Aには、「購入が決まったら売主が処分する」「必要な家具は譲渡する」「処分費を見込んで値引きに応じる」といった交渉条件の例が挙げられています。ただし、ある程度整理されていたほうが、写真や内覧の印象は良くなるとも書かれています。なお、家財道具の処分に関する市の補助金を使う場合は、空き家バンクへの登録前に手続きが必要です。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」
遠方にお住まいの場合は、市の案内に注意が必要です。呉市は交渉希望者の紹介までを行い、物件の管理や、マッチング以降の内覧・契約手続き・所有権移転登記などは当事者間で行います。鍵の預かりや内覧を代理人へ依頼することも検討するよう案内されています。呉市ホームページ「空き家を売りたい・貸したい - 呉市空き家バンク」
物件の登録期間は2年間で、希望すれば延長して掲載できます。買い手側にも手間があり、購入や賃貸を希望する人は「呉市空き家バンク利用登録」が必要です。この登録は本人確認を行う仕組みで、Q&Aでは完了まで1ヶ月程度かかるとされています。掲載を始めてすぐに買い手と話せるとは限らない点は、頭に入れておきたいところです。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」、呉市ホームページ「空き家を買いたい・借りたい - 呉市空き家バンク」
相続した家の場合は、登記の状況も関わります。Q&Aでは、原則として相続登記を行ったうえでの申込みをお願いしているとされています。相続関係人全員の合意がとれている場合に限り、登録を受け付ける扱いもあります。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」 登記から手放すまでの流れは、呉市の実家を相続したら、最初に何をする?にまとめています。
仲介と買取は、どう使い分けるか
正直にお伝えすると、立地が良く、建物も大きく傷んでいない家であれば、不動産会社の仲介で買い手を探したほうが、買取より高く売れる可能性があります。仲介は、買い手を広く募って条件の良い相手を探せる方法です。時間と手数料をかけられるなら、まず仲介の見積もりを取る価値があります。反対に、仲介では取り扱ってもらえない状態の家や、買い手探しに時間を割けない場合は、買取が選択肢に入ってきます。
空き家の買取なら、築古・残置物あり・雨漏りありの家でも、現状のまま相談できます。当社は広島県内全域に対応しており、買い取った家は修繕して賃貸住宅として再生します。そのため、賃貸需要から逆算して査定します。査定は無料で、仲介手数料は不要、残置物の処分は当社が負担します。話がまとまれば、数日で現金化できる場合もあります。ただし、状態によっては買取0円や、有料での引取りを提案する場合もあります。
どう選べばいいか——判断の手順
- 1. 家が空き家バンクの「登録できない不動産」(媒介契約中の住宅・大規模な修繕が必要な住宅・集合住宅・宅地以外の土地・農地のみ)に当たらないか、公式ページで確認する
- 2. 空き家バンクと仲介は同時に使えないため、媒介契約を結ぶ前に、どちらで進めるかを決める
- 3. 内覧対応・交渉・契約書類を、自分か代理人で進められるかを考える。難しければ、仲介か買取を軸にする
- 4. 立地や状態が良ければ、仲介の見積もりを取って比べる。修繕が必要な家や荷物が多い家は、60秒セルフ査定で買取の目安を確かめる
- 5. 登録の可否や条件に迷うときは、呉市住宅政策課(0823-25-3394)に問い合わせる
呉市の空き家、まずは匿名で目安を確かめませんか
60秒セルフ査定は匿名で試せます。買取が合わない場合も、正直にお伝えします。
LINEで無料査定を依頼する お電話でのご相談:080-8942-5076 先に匿名で確かめたい方は「60秒セルフ査定」へ →よくある質問
Q. 空き家バンクに登録しながら、不動産会社にも仲介を頼めますか?
A. できません。宅地建物取引業者と媒介契約を締結している住宅は、空き家バンクに登録できない不動産とされています。登録後に仲介を依頼することもできないとQ&Aに書かれています。先にどちらで進めるかを決めてください。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」
Q. 雨漏りのある家は、空き家バンクに登録できますか?
A. 大規模な修繕を必要とする住宅は、登録できない不動産に含まれます。雨漏りがどの程度なら該当するのかは、公式ページの記載だけでは判断しにくいため、呉市住宅政策課(0823-25-3394)に確認してください。呉市ホームページ「空き家を売りたい・貸したい - 呉市空き家バンク」 当社の買取は現状のままの相談が可能ですが、状態によっては0円や有料引取りの提案になる場合もあります。
Q. 遠方に住んでいて、内覧のたびに呉市へ行けません。どうすればいいですか?
A. 空き家バンクは個人取引のため、内覧対応・交渉・契約手続きは個人間で行います。鍵の預かり、契約書の作成、登記手続きなどを、親族や司法書士などに依頼することは可能とQ&Aにあります。代理人の氏名・続柄・連絡先は、登録時の申請書類に記載します。呉市ホームページ「Q&A - 呉市空き家バンク」
※本記事は呉市の公式ページの内容をもとにまとめたものです。制度の内容や条件は変更される場合があります。個別の事情によります。呉市の担当窓口や、税理士・司法書士にご確認ください。買取価格を保証するものではなく、状態によっては買取0円や有料引取りの提案になる場合もあります。
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