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空き家の片付けはいくらかかる?
自分で・業者・そのまま売る、3つの比較

2026年8月10日公開|執筆:合同会社Free(広島市・呉市の空き家買取・再生)

タンス、布団、食器、アルバム、そして仏壇——。実家を相続して最初に立ちはだかるのが「この家財、どうするのか」という問題です。この記事では、空き家の片付けの選択肢を「自分でやる」「業者に頼む」「片付けずにそのまま売る」の3つに整理し、費用と手間の考え方、それぞれが向いているケースを、残置物ごと空き家を買い取っている当社が正直に解説します。

目次

  1. 先に知っておきたいこと:片付け費用は「物の量×立地」で決まる
  2. 方法① 自分で片付ける——費用は最小、時間は最大
  3. 方法② 片付け業者に頼む——見積もりの取り方が9割
  4. 方法③ 片付けずに、そのまま売る
  5. どう選べばいいか——判断の手順
  6. よくある質問

先に知っておきたいこと:片付け費用は「物の量×立地」で決まる

片付け・残置物処分の費用は、家の広さそのものより「運び出す物の量」と「トラックを近くに停められるか」で大きく変わります。同じ間取りでも、生活していたままの物量と、物置化して天井まで積み上がった物量では作業日数がまったく違いますし、前面道路が狭くて遠くから人力で運ぶ家は、その分の人件費が乗ります。だから片付け費用に「定価」はなく、現地を見ない見積もりはあてになりません。ここを押さえたうえで、3つの方法を見ていきます。

方法① 自分で片付ける——費用は最小、時間は最大

自治体のごみ収集や粗大ごみ受付、クリーンセンターへの持ち込みを使えば、支出は処分手数料と運搬のガソリン代程度に抑えられます。ただし、一軒の家財を出し切るのは想像以上の重労働です。週末ごとに通っても数ヶ月かかることは珍しくなく、遠方にお住まいならその間の交通費と時間も費用のうちです。分別のルールも自治体ごとに違うため、事前にお住まいの市区町村の案内を確認してください。

向いているケース:実家が近い/時間に余裕がある/思い出の品をひとつずつ自分の目で確かめながら整理したい方

方法② 片付け業者に頼む——見積もりの取り方が9割

数日で片が付くのが最大の利点です。費用は物量・立地・貴重品捜索の有無などで大きく変わり、数万円で済む場合もあれば、家一軒まるごとでは数十万円規模になる場合もあります。だからこそ大事なのは金額そのものより見積もりの取り方で、必ず現地を見てもらったうえで2〜3社から取り、内訳(人件費・処分費・車両費)を比べてください。内訳を出さない、その場で契約を急がせる、極端に安い——こうした業者は後からの追加請求や不法投棄のトラブル例が知られています。廃棄物の処理は無許可の業者に任せると依頼者側が責任を問われることもあるため、許可の有無の確認も忘れずに。

向いているケース:仲介で高く売るために家を空にしたい/賃貸に出す予定がある/自分で作業する時間が取れない方

方法③ 片付けずに、そのまま売る

当社のような買取業者に、家財が残ったままの状態で売る方法です。片付け費用を先に払う必要がなく、作業も業者選びもすべて不要になります。当社の場合、処分は買取後に当社側で行うため、売主様の作業は「残したいものを持ち出す」ことだけです。

正直にお伝えすると、この方法がいつでも最善というわけではありません。立地が良く仲介で高く売れる見込みのある家は、費用をかけてでも片付けて空にしてから仲介で売る方が、手取りが大きくなる可能性が高いです。買取は価格より「早さ・確実さ・手間ゼロ」を優先する方法なので、天秤にかけて選んでください。

向いているケース:物量が多く片付けの気力・費用が出ない/遠方で作業に通えない/早く手放して管理から解放されたい方

どう選べばいいか——判断の手順

順番のポイントは、片付けを始める前に方針を決めることです。「とりあえず片付けてから考えよう」と費用と体力を使ったあとで買取を選ぶと、その片付け代は取り戻せません。

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よくある質問

Q. 片付け業者の見積もりは何社くらい取ればいいですか?

A. 最低2〜3社をおすすめします。残置物処分の見積もりは業者による差が大きく、内訳の書き方も異なります。内訳を出さない業者や、その場で契約を急がせる業者は避けたほうが安全です。

Q. 片付け中に出てきた貴重品や思い出の品はどうなりますか?

A. 業者に依頼する場合も、当社が残置物ごと買い取る場合も、通帳・権利証・現金・写真などが見つかった際の扱いを事前に取り決めておくことが大切です。当社では作業前に「残したいもの」を確認し、発見した貴重品はご返却しています。

Q. いわゆるゴミ屋敷状態でも売れますか?

A. ご相談いただけます。当社は家財が大量に残った状態のまま買い取った実績があり、処分は当社側で行います。片付け費用を先に負担してから売る必要はありません。

※本記事は一般的な情報の解説です。ごみの分別・処分のルールはお住まいの市区町村の案内をご確認ください。

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